日々強いストレスにさらされ、多く方の心が疲弊しているのではないでしょうか。そんな中、うつに悩まされている方も増えています。
生涯を通じて、5人に1人がこころの病気にかかるとも言われています。しかし、現在の精神医療については少し疑問を感じています。うつの治療は内服治療と療養が中心ですが、それだけでは一時的に症状は軽減したとしても、再発予防の知識を身に着けなければ、再びうつが悪化したり繰り返してしまう可能性が高いのです。
薬だけに頼っていては、うつは良くならないことを私は実感しました。再発予防の知識については患者任せとなっているように感じます。
また、精神科医や心理職の方々は自身がうつを経験したことがない人がほとんどだと思います。うつの辛さは当事者になったことがなければ分からないのではないでしょうか。うつの人の本当の苦しみが理解できるでしょうか。精神科医や心理職の方々を否定する訳ではありません。もちろんリスペクトしています。しかし、実際にうつにならないと分からない事、語れない言葉があると思っています。
私は試行錯誤をしながらうつから回復し、再発予防もできるようになりました。その経験から学んだことをみなさんにお伝えしたい。
少しでも早くうつから回復し、再発予防の知識や技術を身に着け、自分らしく幸せな社会生活を送ることができるようになって頂きたいと思っています。